
抱っこひものSG基準
1基準の目的
この基準は、抱っこひもの安全性品質及び使用者が誤った使用をしないための必要事項について定め、一般消費者の身体に対する危険防止及び生命の安全を図ることを目的とする。
2適用範囲
この基準は、乳幼児を抱いたり、背負って姿勢で使用者の身体に保持するための抱っこひもについて適用する。
なお、ここでいう抱っこひもとは、腕回りや足回り等の構造によって保持し、肩ベルト等によって装着する主として繊維材料製のものをいう。
注;「乳幼児」とは、児童福祉法によると満1歳に満たない者を「乳児」、満1歳から小学校就学に達するまでの者を「児童」としているが、ここでは、さらに型式分類に示す区分によって該当基準の適用対象の乳幼児について定める。
3形式分類
(1)抱っこひもの使用形態には、次の形式がある。
①背負式(おんぶ);乳幼児を背に負う形態。適用対象年齢は、首がすわった乳児期から36ヶ月までの間の任意の範囲とする。